パウパウファミリーの永年預かり制度
パウパウファミリーでは、「永年預かり制度」に取り組んでおります。
この制度は、札幌市の保護猫団体「ツキネコ北海道」様が考案された仕組みを採用したもので、保護団体が保護する猫を、高齢者や持病をお持ちの方など、さまざまな理由で猫の飼育を諦めていた方々にお預けする制度です。
高齢という理由で猫との暮らしを断念していた方々に、ぜひ「保護猫永年預かり制度」にご協力いただければと思います。
一人暮らしの高齢者の方々に保護猫との穏やかな暮らしを楽しんでいただきつつ、保護されている猫たちが新しい生活を始められるようお手伝いする制度です。
「永年預かり制度」は、猫との縁を求める方と保護猫をつなぐ架け橋となることを目指しています。
この制度では、条件が厳しく里親として迎え入れるのが難しい方でも、保護猫を安心して飼育いただけます。
制度の名称として「預かり制度」とありますが、パウパウファミリーでは基本的に譲渡と同様の契約方法を採用しています。
譲渡費用、生活費、また医療費につきましても、原則として預かり主様(飼い主様)のご負担となります。
正式譲渡との大きな違いは、飼い主様が入院や施設入居など、猫を飼育できない状況になった場合、猫をパウパウファミリーにお戻しいただける点です。これは、飼い主様のライフステージに柔軟に対応しつつ、猫の福祉も考慮した仕組みとなっております。
「永年預かり制度」を通じて、多くの方が保護猫との新しい暮らしを始められることを願っています

【預かり条件】
*全室内飼育の徹底
(脱走防止柵などのパウパウファミリーの指導の下、設置をお願いします。)
*毎日の猫への給餌、猫トイレの掃除を行ってくれる方(ごはん・トイレの消耗品は自己負担となります)
*必要に応じて、年2、3回の自宅訪問及び画像提供(詳しくは応募の際に要相談)
*中標津町・別海町在住の方
*猫たちに適切な医療をうけさせてくれる方(猫の医療費は自己負担となります)
*猫たちを終生お預かりしてくださる方
*お預かりいただく猫は永年預かり登録猫に限ります
※飼育が不可能な状況になった場合はパウパウファミリーに猫を返還していただきます。
【飼育不可能な状況とは下記の3つの理由のみとなります】
●本人死亡
●本人が施設入居で飼育不可能
●パウパウファミリー側が飼育不可能と判断した場合
※預かりには、トライアル期間を2週間設けます。それ以降自己都合による飼育放棄はご遠慮ください。